26.ワクワク感を追いかける。

豊かになれる人とそうでない人の違いは、一つしかありません。
それは、「朝、自分のやりたいことをやるためにワクワクして起きるか」
「収入のための仕事をするために、起きざるを得ないか」ただそれだけです。
ここに、現在の職種や収入額や、
付き合っている異性のレベルなど全く関係がないのです。

大切なのは、「今何をして、どのくらい収入を得ているか」ではない。
大切なのは、「今何を思い、どこを目指して進んでいるか」なのです。

朝起きて、「今日やることリスト」の中で、たいていは時系列に進めていくものですが、
それよりも、「一番ワクワクするもの」からやりましょう。
ワクワク感があるものは、それが実現できようとできまいと、
取り組むこと自体に人生をハッピーにするパワーがあります。

「良い結果を出すこと」にハッピーがあるのではありません。
ワクワクする事に取り組むことに、確実なハッピーがあるのです。
なぜなら、良い結果というのは「自分で決められないもの」であり、
ワクワクする事に取り組むことは、「全て自分で決められる」からです。

朝イチから充実した時間を持つと、
午前中には心が充足し、余裕が生まれます。
すると、午後は今まで以上にインプット力が上がります。
午後は出かけて人に会うといいでしょう。
そして、夜は静かに豊かさを感じます。
そして眠りに就くと、その豊かな心的態度がそのまま潜在意識にインプットされます。
それで、朝起きても豊かな心でいられる。

こうして、日が経てば経つほどに、
心の豊か感は大きく強く、不動のものとなるのです。
J・マーフィー氏はこの自動的豊か化サイクルを、
「眠りながら成功する」と言われました。