20.給料以外の収入に気づく。

高給の方がいいかというと、必ずしもそうとは言えません。
漫画「ブラック・ジャックによろしく」で取り沙汰されたように、
勤務医が高給の裏にあり得ない激務をかせられていた、
ということもあります。

薄給の会社で働いている人は、
「ウチの給料はスズメの涙だよ。どうにかならんもんかね」
と嘆いています。
しかし、大卒初任給26万〜30万の高給会社では、
実は仕事がとてもハード、
「2か月以上実績が要求水準に達しなかったら解雇」
という雇用契約のプレッシャー、
拘束時間が実質、異常に長い、
実は基本給18万、「後は全部自力」だったり、
そんなことがあるのです。

薄給の人は、ぜひ、ものすごい高給取りの人に出会ってみましょう。
きっと、「自分は、給料以外に時間をたくさん使えるじゃないか」
ということに気付きます。
給料は少ないけれども、高給の人に比べて、
自分が使える時間がたっぷりあったのです。

その時間を使って、家族にマメにサービスをすれば、
それは超高給取りの旦那さんが妻を「リッチな放置生活」させることの幸福感と同等、
いやもしかしたら、
それ以上の幸せ感をもたらすことができるかもしれないのです。