27.「幹部の気を察する」というフィルターをとっぱらえ!

企画提案書は、量ではありません。
質です。
質というのは、見た目や論理整合性どうのではありません。
「会社に利益をもたらす事かどうか」
「会社のコスト削減になるかどうか」
「社員の能力向上に繋がるものか」
です。
つまり実用的かどうかです。

しかし。
それをふまえて考えると、アイデアは出てきません。
イデアというものは、フィルターが多いと出てこなくなるのです。

イデアを出せれば出せるほど、会社は楽しい所、刺激的な所になります。
だから、どんどんアイデアを出した方がいい。

そうするためには、フィルターを持たないことです。
「自分はアイデアを出すのが仕事で、フィルターにかけるのは、幹部の仕事。」
そのぐらいに思うことです。

しかし、そのような企画提案書では、95%がボツになります。
ボツの理由は共通しています。
「数値的な裏付けがない」です。

すなわち、
「利益の増大につながるかどうかが見えない」
「コスト削減につながるかどうかが見えない」
「見えないものに投資をするのはリスクだよ」
ということです。

しかし、ここでひるんではいけません。
実は、企業の人は、数字で動いていないのです。