8.上司に幻滅する。

上司に幻滅するのは、早い方がいい。
というのは、年を取って、体の動きが鈍くなると、「座る椅子」が欲しくなるからです。

そろそろその上司の椅子に自分が座るかもしれない、いや座りたい、
というころになって上司のやっていた事に幻滅すると、その椅子が空気椅子のように、
座り心地の悪い、苦しいだけのものになるからです。

入社早々に上司に幻滅すれば、
「オレはあの人のようになりたくない。あの椅子には座りたくない」
と思うようになります。

すると、必然的に、「ではどうしたらいい?自分のポジションはどこか?」
という疑問が湧いてきます。
それによって、自発的に動いて居場所を取っていく人になれるのです。

大丈夫。
器の大きな社長は、上司を超えようとする社員を、ちゃんと見ていてくれます。