20.1人で「2人同時プレイ」。

一人で2人同時プレイのゲームをすると、とてつもなく難しい。
また、単純作業でも、複数同時に行うと、全体的にスピードが落ちるものです。

例えば文章を書きながら、ヘッドホンでお気に入りの曲を聞きながら、
歌う、しかもTVをみながら。
すると、文章がおかしくなってきますし、歌詞も間違えます。

しかし、そういう複数同時プレイ中でこそ、
今まで思いもよらなかった新たな発想が生まれてくることがあるのです。
複数の作業が自分の脳の中で化学反応を起こして結合し、全く新しい化合物になる。

だから、「ながら」は一概に悪いとは言えません。
ながら勉強はよくないと言われますが、
ながら勉強をすると、「全く別の解」を発想することができるのです。
もちろん、その解は試験では「不正解」ですが、
「発想を柔らかくする」という点からしてみれば、有用なのです。