0294プライベートメモ2014(4)

89.「成功人生を歩んでいる人は、履歴書にこう書く。」


「仕事が楽しい。給料の額は気にならない。給料明細なんて見ずに捨てている」
学生時代にアルバイトをして、そのような気持ちでいた人は多いだろう。
実は、まさにその気持ちこそが成功人生の基本なのだ。
ということを、社会に出て何十年も経つのになぜ気づかないのだろうか?

「楽しくない仕事をしてお金を稼ぎ、お金を使って楽しいことをする」という「楽しさの買い戻し生活」ではなく。
「仕事が楽しくて仕方がない。お金が余る。だから、周りの人に分配する」という「楽しさのオーバーフロー生活」こそが成功人生なのだ。

成功人生とは「仕事と楽しさを直結させること」であって、「年収額」にはほとんど関係がないのだ。
成功人生を歩んでいる人は、履歴書にこう書く。
「趣味:仕事」
「特技:仕事」
「好きなもの:仕事」
「嫌いなもの:労働基準法(週7日働いてはいけないという決まり)」

成功人生を歩んでいる人は、みんな同じく教えてくれる。
「好きな仕事をするか、仕事を好きになりなさい。」と。




0293プライベートメモ2014(3)(完)







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90.「根っこで一つになることをすることが、「続けること」。」


例えばブログを書くにしても、毎日、ある一つのタイトルの内容を書き続けるのは難しい。
イデアが浮かばない。
別のことを考えていて、そっちに気が行ってしまったりする。
そういう時は、「今日は書くのをやめた」と、やめるのではなく、「今日の気分で書けるもの」を書けばいいのだ。

例えば旅のことばかり考えてしまうなら、旅についてのブログを書き始めればいい。
今日の気分で文章を書こうとするなら、同時に10ものブログを並行することになる。
が、そうすることで毎日続けられるのだ。
昨日と今日で別のタイトルのブログ文章を書いたとしても、ブログを書く作業は、昨日も今日も同じく行っているのだ。

昨日はたくさん書けたけど今日は気乗りがしないなら、気乗りするタイトルで新たに書き始めればいいということだ。
どのブログも中途仕上がりになるわけだが、それでもいいのだ。
書いたり、やめたりするよりは、タイトルを行き来しながらとにかく毎日書くことが大事なのだ。


91.「心を開く。」


楽しく生きていくために大事なことの一つ。
それが「人付き合いをする」ことだ。
人とわかりあうことだ。
人とわかり合うには、心を開く必要がある。
心を開くには、二つのアプローチをすることだ。
①自分から積極的に接していく。
②自分の心の扉を訪ね、ノックし、開こうとしてくれる人がいる環境に居ること。

この両方が必要だ。
こっちが接して行っても、相手が接してくれないと心が開かない。
通じ合えないからだ。


92.「断つ。」


くだらないと思う事をやってしまうと、ますますそのくだらないことをやってしまうようになる。
例えば、パチスロがくだらない。
勝っても負けても喜びはない。
お金と時間のムダ使いでしかない。
そう思っているのに、心が刺激を求め、刺激を得る一つの手段であるそれをついやってしまう。

すると、「くだらないことをする自分は、くだらないヤツだ」との自覚ができる。
くだらないヤツだから、くだらないことをするのがちょうどいいと考える(同波長の法則)。
かくして、悪循環に陥る。
強い意志で断ち切るしかない。


93.「悪習慣の連鎖。」


例えば、やっとの思いで止めたたばこ。
それをふとした時に、吸ってしまい、また復活させた時。
まず、体にくる。
体調が悪くなる。
「ああ、またやってしまった。オレってなんて弱いんだろう。甘いんだろう。」
そのような自責によって、心の調子も悪くなる。
体と心の調子が悪くなると、「もうどうでもいいや」という気持ちになり。
「今日だけ」解禁しちまえとなる。

しかし、そこでとまらない。
たばこを復活させると大抵、その日は眠れなくなる。
「夜更かし」が生まれる。
「夜更かし」すると、むらむらして「性欲をむさぼる」。
性欲をむさぼれば、次の日、体が疲れる。
それで、仕事を怠ける。
などなど、自分をダメにする行為を連鎖解禁してしまうのだ。


94.「評価。」


評価は目的ではない。
評価を目的にしてはいけない。
評価を目的にすると、人に振り回されるようになるからだ。
自分のペースが崩れる。

自分のペースが崩れると、オリジナリティーや、覚醒して開発されるのを待っている潜在能力をほったらかしにしてしまう。
評価は、ただの手段だ。
自分の力をつけるための、そして自分の力を確認するための手段だ。
特に文章なんて、自分の内側のことしか書けない。
自分以上のものは書けないのだ。


95.「人生を楽しむ。」


楽しむというと、「楽しいことをする」ことだと考えるが、実はそうばかりとは限らない。
嫌なこと、つまり精神的に苦痛を感じることをすることも、人生を楽しむ行為なのだ。
今、自分は苦しいことをしている。
だけれども、だからこそ成長できるのだ。
甘えから来る傲慢さ、欲望から来る心の曇り、安易に叶えようとする怠慢。
そういったものが取り払われる行動なら、実はこれも人生の楽しみの一つなのだ。


96.「プロセス重視。」



本を完成させるためにせっせと書いているわけではない。
書くことが楽しいから書いている。
それでいいのだ。
書くことが、楽しい。
なにがしか自分のためになっている。

自分のためだけでいいんだ。
人様に貢献するために自分を高めて行っているのだから。
行動の真の報酬は、「行動することで得られる充実感と満足感」なのだ。
プロセスを目的にしよう。


97.「今すぐ人格者。」


人格者。
一流の人。
偉人。
慈悲深いき人。
優しい人。
強くたくましい人。
思いやりのある人。
誠実な人。
親切な人。
気前のいい人。
楽しそうな人。
魅力溢れる人。

人格者の特徴をすべて寄せ集め、一言で言うと、こうなる。
「機嫌のいい人」


98.「予定は、体で考える。」


なぜ、立てた予定がちっとも守れないのか?
ルーズなわけでもなく、どうしても他にやることがあったりして、予定通りに進められない。
そういう時は、予定を頭で立てているからだ。

体が習慣としていつもやっていること。
体が今取り組んでいて、熱を入れて進めていること。
それを「いついつまでにこういう形で出力する」という具合に、体の動きをもとに予定を立てるとうまくいく。
予定を立てると、普段よりやりやすくさえなる。


99.「贈り物を、上手に頂こう。」


贈り物を上手に頂くには、送り主を喜ばせるように頂くことだ。
例えば、あるものが欲しい。
だが送り主は、別の物を送りたいと思っている。
なぜなら送り主は、その品を、いろいろと探してやっと見つけ、また貰い手の人生にとってとても意味のあるものと思っており、さらに送り主自身の益となるものだからだ。
こういうときは、その送り主が送りたいというものを受け取ろう。
私はこれが欲しいと言って、わがままを言うと「物」を受け取ることになる。
送り主が送りたいと言ってきたものを受け取ると、「喜びの回線」を接続することになる。


100.「手に入らないときは、手に入れないとき。」


求めて、手に入らないとき。
悔しい。
焦る。
不満になる。
それが手に入らないと、人生が先に進まないと思って、困ってしまう。
だがそれは、思い込みだ。

手に入らないときは、「まだ、手に入れないときだ」と思えばいい。
他の事や今できること、現状で進められることを淡々とやればいいのだ。
それは「すっぱいブドウの心理」のような「逃げ」ではない。
本当に手に入れるべき目的は、「人生を先に進めること」なのだから。
他に進められるところを進ませればいいのだ。


101.「おみくじは、内容より引く姿勢が大事。」


おみくじで大事なのは、大吉か末吉か凶かという内容よりも、「内容に対する姿勢」だ。
内容を素直に受け入れて、それを自己向上のきっかけにするか、それともただの運試しにするか。
それによって、後の生活が変わるかどうかが違ってくる。
おみくじの御利益は、内容ではなく、後の姿勢にあるのだ。
おみくじは、「未来の自分が今の自分宛に書いた手紙だ」と考えよう。


102.「自分でまず考える。」


読書は、自己啓発の最も善良な手段だ。
しかし、多読が過ぎるとかえって有害になる。
というのは、自分で何も考えなくなるからだ。
著者の考えたことを反復して、それがあたかも自分の考えのようにしてしまう。
本当の自分、本来の自分がいなくなってしまうのだ。

自分を、他人の考えという布切れてつぎはぎして形成してしまうのだ。
「自分はこう考えているが、著者はどうかな?」
読書は、そうやって自分で考えたものと、著者の考えを対話させながら読むのが良い。


103.「友人と、楽しく過ごすコツ。」


友人と充実した時間を過ごすコツ。
これは、友人と会って、何をするかという、「内容」ではなく、友人と、どのように会うかという、「会い方」にある。
友人と過ごす時間より1人の自由時間を長くすることだ。
そうすることでさみしくなる。
だから、会いたいという気持ちが強くなる。
会ったら、楽しもうとあれこれ考えるようになる。
1人の時間で成長すると、これまた、会いたいという気持ちが強くなる。
言いたいことやしてあげたいコトが増えるからだ。


104.「本を書くと、外界との付き合いが変わる。」


本を書くと、内容のヒントやアイデアを外界に見つけようとして、外界を積極的に観察するようになる。
例えば、幸せに生きる本とか、仕事が成功する本などのタイトルを掲げ、内容を書こうとする。
すると、日常生活や人々の言動に、自分と他人との関わり合いなどの中に、幸せになるヒントや、成功するヒントを、探すようになる。
本のタイトルが、外界を観察する際に「焦点(フォーカス)」となるのだ。
本を書くと、外界とより積極的にかかわれる。
本が売れなくても、書く時点ですでに大きなメリットがあるわけなのだ。


105.「謙虚な人。」


謙虚な人というのは、人に対してへりくだり、争いをせず、強引なことをしない人、ではない。
「自分自身で強くなろうとしている人」だ。
精神的強さが謙虚さだ。
「弱いものは生き延びられない」
という生命界の掟を知っているのだ。

弱いまま甘えて助けてもらっても強くなれないから、生き延びられないと知っている。
だから、助けを求める前に、まずは自分が強くなろうとしているのだ。
弱さを克服せずに助けを求めることは、傲慢なのだ。


106.「助けないのも優しさ。」


助けて欲しいと言っているのに、助けない。
「頑張れ!1人でやってみろ」と言う。
なんて非情なヤツだと思う。
しかし実はそれも、優しさだ。

弱いままでは生きていけない。
生きていくためには強くならなければならない。
優しい人は、助けを求めるその人を強くしてあげようとしているのだ。
つまり、生き延びられるように願っている。

生きること、生き延びることの尊さを知っている人だからこそ、優しい人であり、そのような人は、人を生かそうとする。
助けを求めるその人自身が強くなることを、望んでいるのだ。

「手を貸すことは、たやすいけれど、今のあなたには、要らない」
「優しさは決して、ただ甘やかすこと だけじゃないよ」
( Do As Infinity 「hand in hand」より)


107.「優しくて謙虚な人は冷酷。」


優しくて謙虚な人は、時として冷酷な面を見せることがある。
助けを求めている人を助けない。
「こうしてくれたらこっちもありがたいんだけど」と言う頼みを聞かない。

なぜか?
優しくて謙虚な人は、生命というものを理解しているからだ。
「弱い者は生きられない。生きたいなら強くならねばならない」
という、生命感の鉄則を知っているからだ。
弱いもの今ここで助けても、強くならない。
だから、生き抜けない。
そう知っているから、助けないのだ。


108.「ハメを外すのも自己管理。」


自己管理というと、予定を立ててそれに自分を従わせることだと考える。
だが、たまに羽目を外すのも自己管理だ。
あまりに整理整頓しすぎていると、時として、ぐちゃぐちゃにしたいという欲求が出てくる。
それもまた、 人の正直な心裡だ。

エントロピーの増大を抑えるばかりが自己管理なのではなく、たまには思いっきり、「エントロピーを増大させたいという心理を抱擁する」のも自己管理だ。
「今日だけは予定を立てず好き放題にしよう」
「今日一日は、やりたい放題」
そのような時間を創ることも大事だ。
結局自己管理とは、心の健康を保つことなのだから。


109.「最初の態度が、最終的な態度。」


面接試験であれ、ネットカフェに入ってブースに着席した時であれ、最初の態度、最初の取り組み姿勢が、本当の態度だ。
心が丸ごと現れているのだ。
本心からそれをしたいわけではないときでも、態度は意識的に取り繕うことができる。
だが、本心は出てこない。
本心は、一番初めと一番後の態度に出ている。
学生の心は、教授が講義室に入ってくる前の態度と、教授が「本日の講義はここまで」と言った後の態度に現れている。


110.「自他の幸せが自分の本当の幸せ。」


自分と関わり合いのあった人が、自分によってではなくとも、幸せになることは、自分にとって幸せだ。
自分の幸せは、自分1人では完成するものではない。
自分とつながりのある人と、自分と、みんなが幸せになって初めて、心底幸せを感じられるものなのだ。

なぜなら、幸せになるには、前提としてオープンマインドになることが必要であり。
オープンマインドとは、大勢の人が仕切り板のない大部屋で仕事をしているようなものだからだ。


111.「原因の解決方法も同じ。」


閉じこもってしまう原因は、たいていの場合、他人との関係にある。
他人に傷つけられたことがある。
あるいは、親しい人を裏切ってしまったことがある。
あるいは、親の期待に応えられない、ふがいない自分と感じている。
そういうものから、閉じこもるようになる。

閉じこもって、人との関わり合いを断ってしまう。
だが、閉じこもりを回復させ、正常なマインドに戻るには、やはり他人との関わり合いが必要なのだ。
人との関わりを避けるほど、閉じこもりは強化される。
閉じこもることに、人と関わるのが怖くなるからだ。
閉じこもりの原因と解決方法は、実は同じ。
「人と関わること」だ。


112.「余裕。」


「彼女と過ごす時間も出世も全部犠牲にしちゃってます。ハハハ……」
それで、創作活動をすることに人生を費やしている。
創作活動と引き換えに、一般の人が大切に思うものを捨てている。
例えば恋愛や出世や社会人としての体裁だ。
それでいて、笑っていられる。
その時、心は余裕を持つ。
何を犠牲にしても、それを補って上回るだけの充実感を与えてくれるものを持てば、余裕が生まれる。


113.「高級品。」


自分にとって高級品とは何か?
それは、「ブランド品」でも「高額商品」でもない。
それは、「使いやすく」「耐久性があり」「使うほどに味が出るもの」だ。
使いやすくないと、毎日使えない。
毎日使うには耐久性が必要だ。
耐久性が高くないと、味が出るまで使い込めない。
味が出てくれば、ますます愛着が湧いて手放せなくなる。
そうつまり、「自分の汗で高級化していく」というわけだ。


114.「コツコツやること。」


いっぺんに沢山やって、その後しばらくやらないよりも、毎日ほんの少しでいいから必ずやることだ。
一年中ずっとやり続けること。
それが大事なのだ。
継続することこそ、もっとも大切なことだ。
習慣を作ることこそ、素晴らしい作品を生み出す近道だ。

1日に何ページも書かなくてもいいのだ。
「1日1ページ」
「1日200文字」
それで十分。
ただし、毎日必ずやること。
1日に、たまった10日分をカバーしても、継続力は身につかない。
継続するためには、習慣を身につける必要があるからだ。

継続力は「習慣」が作る。
習慣は、自分が作る。


115.「贅沢。」


友人の家にお邪魔する。
夕食に、豪華な食事をごちそうになる。
次の日、友人に言う。
「君んとこ、いい意味で贅沢だね」
ところが友人は言う。
「そう?普通だよ」
毎日贅沢をしていると、それがスタンダードになり、もはや贅沢ではなくなる。
では贅沢とは何か?
それは、「質素」と「豪華」を両方知っていて、自由に選択できることだ。
その友人は、朝食と昼食が非常に質素なのだった。


116.「リプレイ。」


たばこの味は、常用するとわからなくなる。
禁煙してしばらくしてから吸うと、とてもよく味がわかる。
初めて吸った時の感覚を思い出す。
初めて入ったパチンコ屋のシーンや、その時の仲間のことなども思い出す。
一度止めて、リプレイすることで、また新しくすることができるのだ。
ただし一度止めたなら、タバコはそのまま止めたほうがいい。


117.「ケミストリー( CHEMISTRY )。」


男女の交わりはケミストリー(化学反応)だ。
化学反応とは、「混ざるとお互いに質的な変化を起こす」ということだ。
出会う前は、孤独だった。
出会って、付き合って、別れた。
別れた後も、孤独だ。
だが、同じ、孤独状態でありながら、心の中はまったく違ったものになっている。
化学変化が起きたのだ。


118.「ファーストフード。」


ファーストフード店の店頭で、注文して待たされる時間の限界は「32秒」だと言われている。
ハンバーガーショップ、ソフトクリームや、いわゆるファーストフードの店に来る客は、味やムードより、早く食べたいのだ。
それが第一。
今すぐ食べたいのだ。
なるべく安く食べたいというのは二の次だ。
なぜなら、ファーストフードというのは「衝動的に食べたい食物」だからだ。


119.「好き。」


好きだからといって、常に好意的に接するとは限らない。
時には会うのが面倒だし、時には文句を言って喧嘩する。
でもだからこそ、好きでいられるのだ。
言いたい事が言えないとか、今の感情を表現できないとかいう、「抑圧」。
これが多くあると、相手との関係を悪化させないようにと思ってそれつまり抑圧行っても、実はそれが関係悪化の原因になる。


120.「自分が好き。」


おそらく、人生における幸せの第一歩。
そして出発点。
それは、「自分を好きになる」というものだ。

自分を好きになるというのは、自分を許すということでもある。
休日に、たっぷり昼寝をする。
それを許してやることだ。

「今日は昼まで寝てた。まあ、たまにはいいよね」
「うん。私は、夕方まで寝てたよ」
それも、いいんじゃない。



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