0295プライベートメモ2014(5)

0295プライベートメモ2014(5)




121.「眠りは投資。」


「時間コスト」を考えて行動するようになる。
すると、まずもって「寝る」という行為が、非生産的な行動に思えてくる。
そこでまずやるのが「睡眠時間を減らす」という処置だ。

だがこれは、人生をトータルに考えた時、まったく良策ではない。
疲れている時は、1時間でも眠った方が後々、生産的な行動につながる。
病気の時は、何をおいても眠るのが一番だ。
眠りは投資なのだ。


122.「歯。」


Yさんが夢に出てきた。
そして夢の中で、彼女の歯が抜けた。
夢占いにはこうあった。
「歯が抜ける〜親族の健康に危険の暗示」と。
また「コミュニケーション不足によるトラブル発生の暗示」と。
夢に、好きな人が出てくるのは嬉しい。
でもだからこそ、ちょっと心配になる。


123.「朝。」


朝の目覚めを気持ちよく迎えること。
それが、人生を気持ちよく過ごすこと。
気持ちよくというのは、問題や不安がないということではない。
問題があっても不安があっても、気持ちは前向きである、ということだ。

きっとうまくいく。
何とかなるさ。
何とかしてみせるさ。
そんな具合に。

朝早く起きると、1日に余裕が出る。
すると、その1日を無理なく過ごせる。
すると、その夜気持ちよく眠れて、また気持ちよく起きられる。


124.「良い習慣が良いサイクルを作る。」


楽に生きることは、実は簡単だ。
「気持ち良く眠ること」
たったそれだけだ。

そのためには、お酒とタバコと夜食を控え、夜ふかししないでさっさと寝ればいいだけだ。
たったそれだけのこと。
たったそれだけで、朝の目覚めがよくなる。

目覚めが良いと、体が疲れない。
日中にスムーズに動ける。
すると、その夜、やり残しがなくなる。
すると、その夜、何の後悔もなく、気持ちよく眠りにつくことができる。
好循環が生まれる。


125.「義務から権利へ。」


ニートや引きこもりが増えてきた時代だ。
これは何を表しているのか?
これは、時代の豊かさを表している。
時代の豊かさとは、一つは、「今まで義務だったことが、権利になる」ということだ。
フリーターやニート、ひきこもりは、それを表している。
すなわち、「社会活動への参加は義務ではなく権利(個人の自由意志)」だと。
選挙に行かない若者が多いのは、「義務から権利へ」の典型である。
もしくは、「投票したい人がいない」という自由意志の顕れ。


126.「いいこと。」


いいことは、周りでいっぱい起こっている。
なのに人は、「いいことがない」と言う。
良い事はないとぼやくのは、その人の周りで良いことが起こっていないのではない。
いいことを認識していないのだ。
いいことを求めていながら、いいことに繋がろうとしていないということだ。
まずは、オープンマインドになることだ。
出来事から、一つでもいいから、「こういうところがいいことだ」と、見抜くようにすることだ。


127.「つながる。」


いいことも、嫌なことも、常に起こっている。
「最近、嫌なことばっかりで、いいことがない」
と言うのは、「ない」のではなく、「つながっていない」だけだ。
そして、嫌なことばかりにつながっているだけだ。
嫌な事が起こるのに耐えかねて、つながりを無くしてしまったのだ。
オフラインになっている。
つながりを無くしてしまうと、もう「いいこと」は起こらない。
起こっているのに認識されないからだ。


128.「安らかな心。」


嫌な仕事を頑張ってこなして、お金を手に入れて。
時々海外旅行に行って、パーッと憂さ晴らしをして。
それで幸せを感じても。
それはつかの間の幸せであって。
心の底から幸せを感じることはない。

心の底から幸せを感じるには?
それは、一日のうち、あるいは1年のうち、「常に心が安らか」である状態を過ごすことなのだ。
要するに、「幸せな時と幸せでない時が両方あるときは、心が安らかになれないので本当の幸せではない」ということ。


129.「シンクロニー。」


すべての出来事は必然だ。
そう考えれば、出来事に一喜一憂しなくなる。

例えば旅行を予定していた1か月後の休日。
休日3日前になって、急に仕事が入った。
いざその日になると、台風が襲来してきた。
台風が来たのは、偶然ではない。
そして、旅行の予定日に仕事が入ったのも偶然ではない。
「ああ、旅行に行けなくて、結果オーライ」

結果的には、すべて必然。
すべてつながっている。
そこに自分がつながること。
それがシンクロニー。


130.「旅行。」


たまには、旅行に行こう。
ずっと仕事づくしだと、気分が滅入ってくるし。
しょっちゅう旅行に行っていると、普段の生活から旅をする時間への変化に新鮮味が薄れてくる。
たまにが良いのだ。

「たま旅」である。
その効果は、心のリフレッシュだ。
それはつまり、普段の自分の生活を客観視するということだ。
そうすると、今日はそれを off (休憩)にしているんだとわかる。
そして、普段の自分に、「いや自分は結構よくやってるよ。お疲れさん」と言ってやれるのだ。


131.「続けよう。」


これをやってどうなる?
この先、大丈夫なんだろうか自分は。
と、心配になることがある。
心配になってもいいのだ。
自分を客観視しているっていうことだから。
そういう視点は大事なのだ。

要は、心配しても、気持ちをトーンダウンさせなければいいのだ。
ではどうするか?
こう考えよう。
「まだトンネルの中なのだ」と。
つまり、やっていてどうなるのかはっきり見えず、不安になっているというのは、やっていることが間違っているのではなく、またやり込みが足りないのだということだ。
出口が見えるまで、とことん続けよう。
というか、続けなければならないのだ。
という義務を自分に課さないから、どこにもたどり着けないのだ。


132.「自信。」


自信は、「何をやるか」には関係ない。
自信がつく仕事とか、自信がつかない仕事というものはないからだ。
「どこまでやるか」これによって自信がつくのだ。
とことんまでやり込もう。
自信が生まれたら、その自信を投資するのだ。
「もっと難しい仕事をする」というところに投資するのだ。
それをやり遂げると、さらに大きな自信が返ってくる。


133.「不調。」


管理をしないと調子が狂う。
だが、管理のし過ぎでも調子が狂う。
自分の進路や体調、金銭のやりとりを、管理しようとガチガチに決めてしまう。
すると、たしかに無駄な出費をしなくなる。

しかし、例えば思わぬ大金が手に入った時、逆に困るのだ。
いらぬ欲望が湧き出てきて、伏道へ走ってしまうのだ。
まあこの衝動はハンパではない。
管理度合いは80%ほどにしよう。


134.「突然。」


エッセイや日記のタイトルは、突然浮かんだことでいいのだ。
今日はこういうことを書こうとあらかじめ用意しておくと、内容が「記憶」から出たものだけとなる。
突然浮かんだタイトルについて、気の向くままに書けば、今この瞬間の感情を、文章の中に盛り込むことができるのだ。


135.「破壊。」


壊すことを目的とする行為ならば、それは破壊だ。
作ることを目的とするならば、その破壊行為は、「創造作業の一部」だ。
破壊されても、破壊したとしても、次に何か生み出そうとするならば、それは損失ではない。


136.「現実で自信が生まれ、自信が現実となる。」


長いこと続けてきたことは、これからもずっと続けていける。
それはなぜだろうか?
「長いこと続けてきた」ことで、自信がついているからだ。
続けられるぞ、と自信が持てるのだ。
こうして、長いこと続けてきたことは、長いこと続けてきたという現実によって継続のエネルギーを得る。
そしてさらに続けていけるのだ。
要するに、「続けるための力は、続ける行為から生まれてくる」ということだ。
「ものごとは3年続けてみろ」とよく言われるのは、自信をつけろということなのだ。


137.「プラス思考。」


マイナス思考なきところ、プラス思考もない。
「プラス思考を持て」
と言われるが、それは、今自分はマイナス思考になっているなと自覚している人にとって重要なものであり。
「別に今のままでいいんじゃないか」そういう人にとっては、プラス思考なんて特に重要だとも思わないものだ。
プラス思考は、向上心があってこそ重要に思えるものなのだ。
向上心がない人にとっては、プラス思考はストレスになる。


138.「エッセンス。」


時間を潰すために、コンビニに入って本や雑誌を立ち読みする。
どうせ立ち読みするなら、エッセンスをいただこう。
つまり、本や雑誌の内容の要点を吸収するのだ。
そういう目的を持てば、コンビニに入ってぶらぶらする無駄な時間が無駄ではなくなる。
ぶらぶらしている無駄だと思える行動でも、意味ある目的を持てば、それは大事な行動になる。
ただし、立ち読みは、「本や雑誌を買うために選ぼうとしているお客さん」の迷惑になりかねないので、周りに配慮するべきだ。


139.「スパイラル。」


人生は、あらゆるところでスパイラル(らせん運動)している。
自分の中でのスパイラル。
自分と誰かとのスパイラル。
自分たちと他人たちとのスパイラル。
我々と我々でないものとのスパイラル。
歴史のスパイラル。
スパイラルは、競争であり共生でもある。
相手を抜きさろうというお互いの競争でスパイラルが続いていく。
だが、相手を倒してしまうと、スパイラルが続かなくなる。


140.「出会い。」


出会いは、突然訪れる。
と言っても、出会う以前に、「こういうものに出会いたい」という意識があってこそだ。
それがないと、出会っても見逃す。
出会ったことに気づかない。
しかし、「出会うぞ」と意識している時には、不思議と出会えない。
出会いを望んだ後、望んだことを忘れた頃、出会いは突然訪れる。


141.「毎日やる。」


毎日、1単位。
それを続けるからこそ、意味がある。
毎日コツコツを行うことが目的であり、その結果として創作物を完成させることは、実は目的ではない。
だから、丸一日で、7日から10日分をまとめて作ったとしても、何の意味も残りはしないのだ。
毎日続けることが大事なのだ。
毎日、1年ほど続ければ、どんなことでも習慣になる。
毎日続けるのは、習慣をつけるためなのだ。


142.「自分を知って、実験しよう。」


まず、やってみることだ。
その後、どうだったか反省してみる。
ここがうまくいった。
達成感や自信などが手に入った。
やるまでに時間がかかった原因は何だろうか?
失敗したのはなぜか?
などなど。

自分のその行動を、まるで他人が行ったことのように客観的にとらえて評価する。
この時、自分の行動は、一つの「実験」となる。
自分の行動を実験するには、自分の中に、評価者を持てばいいのだ。


143.「冷めていいのだ。」


「最近、情熱が無くなってきた」と、君が言う。
でも、そのぐらいの年でそれだけ毎日勉強しているなら、むしろ冷めて当然なんだ。
人生に冷めたってことは、人生力がついてきたってことだ。
生きるのが上手になったんだ。
つまり、人生と自分への理解が、深まったってことだ。

そもそも、情熱的に突っ走っている時って、人生も自分も見てはいないでしょ。
情熱的に突っ走っている時は、幻想を見てるでしょ。
美化してるでしょ。
そっちの方が、ニセモノだったんだよ。
今はしっかりと、現物を見てるんだよ。


144.「健康。」


「健康第一」
そう考えるのはいつだって、体調を崩した時だ。
健康がなかったら、ごちそうが目の前にあったって、海外旅行に出かけたって、好きな人と過ごしたって、心の底から喜べないのだ。
ってことは、健康は「幸せの基本であり、幸せの究極でもある」ということだ。
心身の健康が幸せ感へと帰納し、幸せ感が心身の健康へと演繹される。


145.「健康を取り戻す。」


風邪をひいた。
熱が出た。
長引いた。
しかしそのおかげで。
タバコをやめることができた。
お酒をやめることができた。
ギャンブルをやめることができた。
夜ふかしをやめることができた。
なら、結果オーライじゃないか。

体調不良になった時、こう考えるのだ。
「この体調不良から何が得られるだろうか?」と。
すると、その体調不良から「体調不良になる以前の健康以上の健康」を手に入れることができる。
なら、結果オーライじゃないか。


146.「前進と改良。」


このまま書くだけの生活でいいのだろうか?
何もかもに対し、閉そく感を感じる。
こんなことをしていていいのだろうか?

いいのだ。
途中で諦めるな。
途中で諦めたら、すべてがおしまいだ。
「やるかやらないか」の答えはいつだって「やる」だ。

考えるべきは、「どうやるか」だけだ。
発進した以上、あとは前進と改良あるのみだ。


147.「台風。」


台風が近づいている。
外が荒れている。
並木は強風にあおられ、しなっている。
「大きな木の枝が折れて、風に押されて道路を動いていた」とOさんが言った。
そこで私は言った。
「それは、木が歩いていたんだよ。ウドラーだ。今がチャンスとばかりに大移動を始めたんだよ。風がないときに動いたらバレるからね」と。
突然、風が収まった。
ウドラーは大慌てだろうね」
それで、Oさんと2人して笑った。


148.「心の健康。」


心の健康は、外部に影響されはするが、意識すれば外部に影響されなくすることもできる。
心の健康を、外部の出来事に無関係にすることだってできるのだ。
例えば、心に黒い雲がかかりそうな嫌な事があった時、自分に言い聞かせるのだ。
「自分は今、気を悪くしている。
しかし心までは病ますまい」と。


149.「積み重ね。」


結局、毎日の積み重ねが自分を作っていく。
人生を作っていくものなのだ。
毎日やっていること、その中で、もっとも多くの時間を使っているものごと。
それが、自分の中で、もっとも早く成長するのだ。
意識しなくてもいい。
毎日、できるだけ多くの時間を費やすだけ。
それでも、少しずつ成長していくのだ。


150.「GOサイン。」


何かを行うにあたり、慎重になるのは大事なことだ。
即断速攻こそが成功のコツだなどとうたわれている。
が、それには見極めが大切であり、何でもかんでもそうしていると痛いツケを背負うことになってしまうだろう。

しかし、かといって、慎重になりすぎてGOエネルギーを消失させてしまっては何にもならない。
慎重になるのは、上手にGOするためだからだ。
GOサインとは何かというと、「ビジョンが明確になったかどうか」である。


151.「意思の上にも3年。」


「石の上にも3年」という言葉がある。
3年は辛抱して続けろという意味だ。
3年ぐらいはやってみないと、身につかないし、身につかなければ、面白さなどわかりはしないという意味だ。

また、レベルがある程度高まらなければ、他人に貢献することもできない。
だから報酬として自己の心の満足もないのだと。

だが、自らの意思ではなく、「やらされて」石の上に3年座っていれば、何も身に付きはしないのだ。
会社の中で、はつらつと仕事をして輝いている先輩を見ればいい。
その人たちは「自分の意思で」動いている。
大切なのは、「自分の意思でそれをやる」ことなのだ。

自分の意思で3年続けることが大事ということだ。
だから、「意思の上にも3年」なのだ。


152.「ライフワークは、発掘するもの。」


好きなことがわからなくても、今やりたいことをずっと続けていると、見えてくるものだ。
「これは好きなことなのか?」
「ためになることか?」
「ずっと続けていきたいのか?」
それがわかってくるのだ。
それがわかってきたら、いよいよライフワークのスタートだ。

ライフワークはだから、とりあえず3年や5年はやってみないと見えてこないものなのだ。
とにかく、もうちょっとやりたいと思うことは続けてみることだ。
ライフワークは、発掘されるものなのだから。


153.「スタートは感情、継続は理性。」


好きなことには、お金をかけよう。
好きなことをやるときに使うものを高級なものに変えてみよう。
ますます、やりたくなってくるものだ。

初めは「好き」という感情で出発する。
それは結構簡単だ。
好きなことをするのに抵抗はないからだ。
情熱のエネルギーが、現実の障害を破るだけあるからだ。

しかし、継続していくには、感情だけを頼りにしていては絶対に続かない。
理性的に、「好きでい続けられる」ように、努力や工夫をしていることが必要になってくるのだ。
また、「それをやらなければならない理由」を作り出しておく必要もある。


154.「ライフスタイル。」


「何者になりたいか」
ではなく。
「どんな状態の生活をしたいか」
これが大事。
ライフスタイルを作っていくコトが、本当のキャリアアップであり、それを設計していくのがライフデザインだ。

例えば、海外旅行したい。
いろんな国で、ホテルに泊まり、人に会い、考え、モノを書いたり、考えたり、絵を描いたりしたい。
そのように、やりたいことを挙げていくと、それを実現するためのライフスタイルが見えてくる。

「労働の対価ではない不労所得を得ることが必要だ」というのも、そのライフスタイルの中に見出されることの一つである。
「どんな状態の生活をしたいか」を考えることが大事だ。

何者になりたいか、というのは実はあまり考える必要はない。
なぜなら、「何者か」というのは、ほとんどの場合、自分の死後、定まるものだからだ。


155.「焦らない。」


やるべきことがわからなくなったのではない。
やるべきことはわかっている。
ただ、それをやるエネルギーが著しく低下しているだけだ。

エネルギーが著しく低下すると、やるべき事はおろか、日常的なことでも、何も手につかなくなる。
その状態で「何かしないと」と焦るから、何をしていいのかわからなくなるのだ。
何も手につかない時は、何もしないでさっさと寝てしまおう。


156.「悲哀。」


他人の目で自分を見て、自分を哀れむ「悲哀」。
なんとかわいそうに、真面目にやってきたのに不遇に見舞われ、つらい目にあってきたことか。
主観では、この悲哀感は、生まれてこない。
「自分で自分がかわいそうと思う」
この悲哀は、客観ができてこそ。

悲哀を知ると、人に優しくなる。
自分にも優しくなる。
心が柔らかさを持つ。
ますます感性が豊かになり、人の気持ちを察する思いやりを持つようになる。


157.「優しい人は、優れた洞察力と判断力を持つ。」


洞察力とは、人の気持ちを外部の状態から読み取ることだ。
洞察力が優れるというのは、人が気持ちを外に表していなくとも、本心を読み当てられるということだ。
また、読みとってどうするか?
ほうっておくべきか、手を差し伸べるか。
差し伸べるとして、アドバイスだけでいいか、言葉で言わず、行動して見せるか、または、一緒に行動するか?
そのような判断が的確にできること。
これが真の「優しい人」である。

「50代の既婚男性が、20代前半の未婚女性にモテまくる」のも、これで納得がいく。
その男性は、「子供が第一」と必死に子供のことを洞察し暮らしてきた結果、洞察力と判断力が卓越し、「真の優しい人」に、知らず知らずのうちに成り遂げていたのだ。




0295プライベートメモ2014(5)(完)